FXの自動売買を行う前提で、シンクラウドが提供しているVPSサービスについて調査しました。
サービス品質保証制度(SLA)が魅力の国内業者です。
あと、14日間の無料試用期間があるので、お試しがしやすいと思います。
それに試してみた限りではサーバースペックも高そうです。
提供プラン
シンクラウドのVPSはLinux系のOSも選択できますが、今回はMT4/MT5/cTraderを動作させることが簡単なWindows系のOSを選択できるプランを取り上げます。
シンクラウドデスクトップ for FX
FXの自動売買専用のプランです。
プラン名 | お試し | スタートアップ | スタンダード | プレミアム |
---|---|---|---|---|
仮想CPU数 | 2 | 3 | 4 | 8 |
メモリ容量 | 2GB | 3GB | 5GB | 10GB |
ストレージ容量 | NVMe SSD 80GB | NVMe SSD 150GB | NVMe SSD 200GB | NVMe SSD 300GB |
回線速度 | 10Gbps共用 | |||
転送量 | 無制限 | |||
OS | Windows Server 2022 | |||
初期費用 | 無料 | |||
1か月 | 3,250円 | 4,030円 | 6,250円 | 9,361円 |
3か月 | 9,390円 ↓3.69% | 11,730円 ↓2.98% | 18,390円 ↓1.92% | 27,300円 ↓2.79% |
6か月 | 17,940円 ↓8.00% | 22,230円 ↓8.06% | 35,490円 ↓5.36% | 51,600円 ↓8.13% |
12か月 | 31,440円 ↓19.38% | 39,780円 ↓17.74% | 63,960円 ↓14.72% | 96,720円 ↓13.90% |
最低利用期間
3か月
サーバー設置場所
国内
支払方法
クレジットカード(VISA、Mastercard、JCB、AmericanExpress)※要3Dセキュア2.0対応
デビットカード/プリペイドカード(VISA、MasterCard、JCB)
運営会社情報
運営会社:シンクラウド株式会社
所在:大阪府
設立:2023年
エックスサーバー株式会社のグループ会社として設立され、同社が提供していたサービスの一部がシンクラウド株式会社へ移管されました。
設立から日が浅いですが、エックスサーバーは20年以上の歴史のある会社なので問題はないと思います。
評判
X(エックス)で検索したところ「対応が遅い、悪い」という意見が1件ありました。
ただ、1件だけなので真偽のほどはわかりません。
その他の特徴
・初回14日間無料
初めてサービスを利用する場合、申し込み日から14日間は無料で利用できます。
なお、期間終了後は自動的に本契約へ移行します。
継続したくない場合は、無料期間中に解約する必要があります。
・SLA(品質保証制度)あり
月間サーバー稼働率が99.99%を下回る場合に料金の一部が返金されます。
99.99%未満 99.50%以上:月額利用料の10%
99.50%未満:月額利用料の30%
まとめ
国内業者には最低利用期間があるところが多いんですが、シンクラウドにも3か月の最低利用期間があります。
ただ、初回のサービス利用時だけですが14日間の無料試用期間があり、その期間中に解約することもできるのであまり問題にはならないかと思います。
あと、サービス品質保証制度(SLA)があるのはいいことだと思います。
実際に稼働率が落ちるようなことにはならないほうがいいんですが、落とさない努力をしてくれていそうな気がします。
価格面については、『格安なVPSを探してみた 』で比較した業者の中ではだいたい平均前後です。もちろん、格安なところよりは高性能なサーバーを使っているかもしれませんが。
↓にも書いたとおりサーバースペックは高そうです。