ForexVPS365のVPSスペック

ForexVPS365のVPSスペック VPS業者
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ForexVPS365が提供しているFX用のVPSサービスについて調査しました。

海外業者ですが、日本の東京にもデータセンターを持っています。
ただ、日本サーバーを選択したときの料金はそれほど安くないのがちょっとおしいところです。

提供プラン

同じプランでもサーバーの場所によってスペックや料金が異なります。
サーバーの場所をオランダ以外にするとかなり料金が上がります。

プラン名LiteBasic+
サーバーの場所オランダブラジルオランダドイツ
イギリス
アメリカ
日本
南アフリカ
シンガポール香港
仮想CPU*312
メモリ容量2GB4GB
ストレージ容量SSD 20GBNVMe SSD
25GB
SSD 40GB
回線速度50Mbps1Gbps250Mbps
転送量無制限
OSWindows
Server 2019
Standard
Evaluation
Windows
Server 2022
Windows
Server 2019
Standard
Evaluation
Windows Server 2019*2Windows
Server 2012
r2
初期費用無料
1か月*117.00ユーロ
(2,890円)
23.00ユーロ
(3,910円)
24.00ユーロ
(4,080円)
28.00ユーロ
(4,760円)
30.00ユーロ
(5,100円)
34.00ユーロ
(5,780円)
6か月*184.00ユーロ
(14,280円)
↓17.65%
126.00ユーロ
(21,420円)
↓8.70%
132.00ユーロ
(22,440円)
↓8.33%
156.00ユーロ
(26,520円)
↓7.14%
168.00ユーロ
(28,560円)
↓6.67%
186.00ユーロ
(31,620円)
↓8.82%
プラン名Advanced
サーバーの場所オランダドイツ
イギリス
アメリカ
日本
南アフリカ
シンガポール香港
仮想CPU*34
メモリ容量8GB
ストレージ容量SSD 50GB
回線速度1Gbps250Mbps
転送量無制限
OSWindows
Server 2019
Standard
Evaluation
Windows Server 2019*2Windows
Server 2012
r2
初期費用無料
1か月*138.00ユーロ
(6,120円)
44.00ユーロ
(7,480円)
48.00ユーロ
(8,160円)
56.00ユーロ
(9,520円)
6か月*1198.00ユーロ
(33,660円)
↓8.33%
246.00ユーロ
(41,820円)
↓6.82%
264.00ユーロ
(44,880円)
↓8.33%
312.00ユーロ
(53,040円)
↓7.14%
プラン名ProfessionalProfessional+
サーバーの場所オランダドイツ
イギリス
アメリカ
日本
南アフリカ
シンガポール香港オランダ
仮想CPU*36
メモリ容量15GB30GB
ストレージ容量SSD 80GB
回線速度1Gbps250Mbps1Gbps
転送量無制限
OSWindows
Server 2019
Standard
Evaluation
Windows Server 2019*2Windows
Server 2012
r2
Windows
Server 2019
Standard
Evaluation
初期費用無料
1か月*159.00ユーロ
(10,030円)
81.00ユーロ
(13,770円)
88.00ユーロ
(14,960円)
115.00ユーロ
(19,550円)
99.00ユーロ
(16,830円)
*1:1ユーロ=170円で換算。
*2:日本はWindows Server 2012 r2。
*3:搭載されているCPUは、Intel Xeon E3-12xx V2 2.39GHz、または同等のもの。

最低利用期間

記載なし

サーバー設置場所

  • “Lite”プラン
    オランダ、ブラジル(サンパウロ)
  • “Basic+”、“Advanced”、“Professional”プラン
    オランダ、ドイツ(フランクフルト)、イギリス(ロンドン)、アメリカ(東部)、日本(東京)、シンガポール、香港、南アフリカ(ヨハネスブルク)

支払方法

クレジットカード(VISA、Mastercard、AmericanExpress、DISCOVER)
PayPal

運営会社情報

運営会社:BIGDATA LLC
所在地:ラトビア
設立:記載なし(サイトのコピーライト表記からすると2019年)

評判

探してみたんですが、それらしいものは見つかりませんでした。

その他の特徴

・10日間の有料トライアル
”Basic+”プランを5.9ユーロ(≒1,000円)で10日間使用することができます。
サーバーの場所はオランダ、ドイツ、イギリス、アメリカ、日本の中から選べます。
期間中にキャンセルしないと有料の1か月契約に切り替わるので注意が必要です。

・30日以内のキャンセルで返金
サイト上では宣伝されていませんが、利用規約には利用開始から30日以内のキャンセルで返金される旨が記載されています。
かなり細かく条件や差し引かれる金額などが記載されいるので、あとになって揉めることが少なそうです。

まとめ

いいところ
  • 日本サーバーがある
  • (有料ではあるが)試用期間がある
  • 返金ポリシーの記述が詳細
いまいちなところ
  • オランダサーバー以外は割高
  • 1年以上の長期契約がない
  • (たぶん)運営歴が短い
  • 日本語サポートがない

どのプランでも日本サーバーを選択できるので、国内FX業者を使用している場合や、サーバーが日本にある海外FX業者を使用している場合にはありがたいです。
ただ、日本サーバーを選択したときの料金は国内業者と変わらないので、「じゃあ、国内業者でよくね?」という感じです。

オランダサーバーを選択した場合の料金がわりと安いですが、1年以上の長期契約がなく、それによる大幅な割引もないので価格的にはちょっと苦しいところです。
価格を重視するなら『格安なVPSを探してみた 』で上位に入っている業者を検討したほうがいいと思います。

あと、有料ではあるんですが、お試しで10日間使うことができるのはいいと思います。
通常プランを契約後にキャンセルすると返金とかで揉めそうなので…。
とは言っても、ここは利用規約の返金ポリシーの記述が詳細なので、ほかの業者よりは揉めずにすむかもしれません。

10日間の有料トライアル(Basic+プラン)を試してみました
  • CPU使用率が高い
    性能がそれほど低いわけでもないのに、いつ確認しても高かったです。
    こちらがなにか設定を間違えたのかもしれませんし、何とも言えませんが…。
    ただ、7個のMT4/MT5を動作させても、まだ余裕があって問題はなかったです。
  • メモリ容量が1GB増量されていた
    Basic+プランのメモリ容量は「4GB」のはずですが、なぜか「5GB」に増量されていました。
    「5GB」のプランと考えると割安な気がします。
  • メモリ使用量は少し多め
    ほんの少しですが、使用量が多かったです。
    CPU使用率が高いのと何か関係があるのかもしれません。
  • ストレージ性能の制限はきつめかも
    各社とも連続負荷に対して制限をかけていそうなので判断が難しいところですが、シーケンシャルリード・ライト、ランダムリード・ライト性能の全てが低かったです。
    でも、どのみち自動売買をする上ではあまり性能を必要としないので気にする必要はないと思います。
    実際に7個のMT4/MT5を動作させても、もたつきは感じませんでした。
  • アムステルダムで十分
    サーバーの場所は「アムステルダム」を選択したんですが、FX業者の取引サーバーとの間の通信時間は「ロンドン」を選択したほかの業者と大差ありませんでした。
    「ロンドン」を選択すると結構価格が上がるので、強いこだわりがなければ「アムステルダム」で十分だと思います。
  • 通信品質もいい
    通信がブツブツ途切れることもなく安定していました。

あと、キャンセルも問題なくできました。
PayPalの自動支払い設定も解除されていました。

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