VPSForexTraderのVPSスペック

VPSForexTraderのVPSスペック VPS業者スペック
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VPSForexTraderが提供しているFX用のVPSサービスについて調査しました。

無料でできる3日間の試用期間と、14日間の返金保証が魅力の海外業者です。
ただし、価格はそんなに安くありません。

提供プラン

どのプランも長期契約したときの割引率がとても高いです。
でも、もとの1か月契約の料金が高めなので、そんなに安くなった感じはしません。
“Standard”プランがまあまあ安いかなというレベルです。

搭載CPUには“AMD EPYC”との記載がありますが、型番がないので性能はわかりません。
ただ、第1世代のEPYCが2017年発表と比較的新しいブランドなので、どれが使われていてもそれなりの性能はあると思います。

プラン名StandardAdvancedProfessional
仮想CPU数2
AMD EPYC
3
AMD EPYC
4
AMD EPYC
メモリ容量4GB6GB8GB
ストレージ容量NVMe
SSD 50GB
NVMe
SSD 50GB
NVMe
SSD 50GB
回線速度1Gbps
転送量記載なし
OSWindows Server 2016 Standard
初期費用無料
1か月*129.99ドル
(4,738円)
57.99ドル
(9,162円)
79.99ドル
(12,638円)
3か月*176.47ドル
(12,082円)
↓15.01%
147.87ドル
(23,363円)
↓15.00%
203.97ドル
(32,227円)
↓15.00%
6か月*1134.95ドル
(21,322円)
↓25.00%
260.95ドル
(41,230円)
↓25.00%
359.95ドル
(56,872円)
↓25.00%
12か月*1215.92ドル
(34,115円)
↓40.00%
417.52ドル
(65,968円)
↓40.00%
575.88ドル
(90,989円)
↓40.01%
*1:1ドル=158円で換算。

最低利用期間

記載なし

サーバー設置場所

ニューヨーク、ロンドン、アムステルダム、ビリニュス、香港
(シアトル、シンガポール、東京が近日中に追加される予定)

“Powered by: EQUINIX”の表記がありますが詳細はわかりません。
ビリニュスにはEQUINIXのデータセンターがないようなので、すべてというわけではなさそうです。

支払方法

クレジットカード/デビットカード(VISA、Mastercard、AmericanExpress)
PayPal
暗号通貨

運営会社情報

運営会社:HOSTLINE, UAB
所在地:リトアニア
設立:2011年

評判

おおむね評価は高いようです。

ForexPeaceArmy (4.378/5.0 14件のレビュー)
Trustpilot (4.9/5.0 158件のレビュー)
sitejabber (-/5.0 0件のレビュー)
hostadvice(-/5.0 0件のレビュー)

低評価の理由には次のようなものがありました。

  • サポートの質が低い
  • VPSの動作が遅い

どちらも数が少なく、内容もありがちなものなので、あまり気にしなくてもいいかなと思います。

その他の特徴

・14日間の返金保証
契約してから14日以内にキャンセルすると無条件で全額が返金されます。

・3日間の無料トライアル
3日間、“Standard”プランを無料で試すことができます。
サーバーの場所はアムステルダム、ニューヨーク、ロンドンから選択できます。
無料期間が終わると1か月契約になるようなので、使い続けたくない場合はキャンセルを忘れないように注意が必要です。(一応、無料期間の終了が近づくとリマインドメールが届くようです)

・支払い通貨を選択可能
支払い通貨を米ドル、英ポンド、ユーロから選択することができます。
もしかしたら為替の影響でお得になるものがあるかもしれないので、注文する前に念のため確認したほうがいいと思います。(確認したときは米ドルがちょっとだけお得でした)

・外国為替取引日にはサービス終了しない
支払いが遅れていたとしても、外国為替取引日にアカウントが停止されたり終了されることはありません。
たぶん「少しぐらいなら猶予期間をあげますよ」程度の話だとは思いますが、FX用のVPSを扱う業者らしいサービスだと思いました。

まとめ

いいところ
  • 長期契約時の割引率が高い
  • 返金保証がある
  • 試用期間がある
いまいちなところ
  • 日本語のサポートがない

長期契約したときの割引率がとても高いです。
ただ、そうはいっても元の料金が高めなのでそんなに安くはなりません。
“Standard”プランがまあまあ安いかなというぐらいです。
価格を重視するなら『格安なVPSを探してみた 』で上位に入っている業者を検討したほうがいいと思います。

この業者の一番の魅力は、“3日間の無料トライアル”と“14日間の返金保証”があることによって、気軽にお試しができることだと思います。
返金には条件もないようですし、料金に見合った性能があるという自信のあらわれなのかもしれません。

あと、“いいところ”というほどのものではないんですが、支払い通貨を選択できるところが地味にいいかもしれません。
もしかしたら為替の影響でお得になる通貨があるかもしれないので。
ちなみに確認した時点では、“Standard”プランの1か月契約が米ドル:4,853円、英ポンド:5,208円、ユーロ:5,222円だったので、米ドルを選択するのがお得でした。

3日間の無料トライアル(Standardプラン)を試してみました
  • CPUの性能に制限がかけられている?
    ベンチマーク結果のマルチコア性能がシングルコア性能からすると低すぎます。
    連続して負荷がかかった場合に制限が掛かるようになっているのかもしれません。
    実際、7個のMT4/MT5を動作させても、かなり余裕がありました。
  • メモリ使用量は平均的
    VPSを起動した直後、およびMT4/MT5を2日強稼働しつづけたときのメモリの使用量は平均的でした。
  • ストレージ性能も平均的
    各社とも連続負荷に対して制限をかけていそうなので判断が難しいところですが、シーケンシャルリード・ライト、ランダムリード・ライト性能は平均的なものでした。
  • 通信品質は良くないかもしれない
    FX業者の取引サーバーとの間の通信が途絶している時間が他社より少し長かった印象です。
    2日強しか試せなかったのでたまたまかもしれませんし、こちら側の設定が何か良くなかった可能性もあります。

あと、キャンセルも問題なくできました。

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