フォワードテスト結果を検証してみた(3回目)

フォワードテスト結果を検証してみた アルゴリズム開発
この記事は約5分で読めます。

前回から半年たったのでフォワードテストの結果を検証してみようと思います。

今回で3回目になりました。
前回までの結果は↓の記事をご覧ください。

なお、前回までで結果の振るわなかったものは、やっぱり今回も改善のきざしがなかったので掲載を見送りました。

トレンドフォローA

アルゴリズムの概要

基本はドンチャンチャネルを使用したブレイクアウトからの順張りアルゴリズム。
ボラティリティやトレンドの強弱によるフィルターや、トレイリングストップ機能を実装。

通貨ペア: XAUUSD

前回までのテスト結果で、スワップによる損失が大きいのが課題となっていたので、↓の記事でスワップの有利な業者を探しました。

その結果、XMTradingKIWAMI極口座FXGT.com のPRO口座、あとは以前から使用しているAXIORY のスタンダード口座の3つでフォワードテストを行って比較することにしました。

テスト結果

AXIORY(スタンダード口座)

グラフの赤い枠で囲まれたところが前回からの差分です。

トレンドフォローA(通貨ペア:XAUUSD)の残高グラフ
トレンドフォローA(通貨ペア:XAUUSD)の指標一覧
(グラフと指標は、それぞれの画像をクリックすると拡大できます)
XMTrading(KIWAMI極口座)
トレンドフォローA(XMTradig KIWAMI極口座、通貨ペア:XAUUSD)の取引結果
(画像をクリックすると拡大できます)
FXGT.com(PRO口座)
トレンドフォローA(FXGT.com PRO口座、通貨ペア:XAUUSD)の取引結果
(画像をクリックすると拡大できます)

検証

継続してテストしているAXIORYについては、結果に関してもこれまでのものを継続していて、特に気になるような変化はないと思います。

ただ、ひとつ想定外だったのは3月中旬~7月初旬まで取引がなかったことです。
そのため、フォワードテストを2月末にはじめたXMTradigと、5月頭にはじめたFXGT.comでの取引回数が、とても少なくなってしまいました。
たとえば「スワップがない分をスプレッドで相殺しちゃってる」みたいな比較ができるといいと思ってたんですが、詳細は次回以降に持ち越しです。

スワップフリーの効果の確認

回数が少なかったので、取引ごとに比較してみようと思います。

取引1
業者Open TimeTypePriceClose TimePriceSwapProfitNet Profit
AXIORY2024.02.29 15:45:00buy2044.182024.03.01 10:40:042039.77-521-6644-7165
XMTradig2024.02.29 15:45:00buy2044.442024.03.01 10:40:082039.740-7080-7080
取引2
業者Open TimeTypePriceClose TimePriceSwapProfitNet Profit
AXIORY2024.03.20 21:15:01buy2169.162024.03.21 17:02:082185.21-16392431322674
XMTradig2024.03.20 20:15:00buy2168.802024.03.21 16:02:072185.3302504025040
取引3
業者Open TimeTypePriceClose TimePriceSwapProfitNet Profit
AXIORY2024.07.03 09:45:00buy2337.292024.07.05 15:30:042359.57-25773585133274
XMTradig2024.07.03 09:45:00buy2337.242024.07.05 15:30:082359.7103616936169
FXGT.com2024.07.03 09:45:00buy2337.232024.07.05 15:30:032356.7903145831458

とりあえず、XMTradigとFXGT.comが2日間はスワップフリーであることが確認できました。
スワップフリーになる期間については、今後も見ていく必要があります。

また、XMTradigについてはスワップフリーの恩恵がありそうな気がします。

ただ、FXGT.comはちょっと「?」かも。
1回だけなので断言できませんが…。

改善とか運用のアイデア

あとは…

  • 調子のいい期間だけリアル口座で稼働する
    調子のいいときと、そうでないときがはっきりしているので、デモ口座で調子のいい期間に入っているのを確認して、その間だけリアル口座でも稼働する。
  • パラメータを微調整する
    直近5~10年のバックデータでパラメータを調整してみてもいいかも。

トレンドフォローB

アルゴリズムの概要

基本はボリンジャーバンドを使用したブレイクアウトからの順張りアルゴリズム。
ボラティリティやトレンドの強弱によるフィルターや、トレイリングストップ機能を実装。

通貨ペア:EURJPN

テスト結果

グラフの赤い枠で囲まれたところが前回からの差分です。

トレンドフォローB(通貨ペア:EURJPY)の残高グラフ
トレンドフォローB(通貨ペア:EURJPY)の指標一覧
(グラフと指標は、それぞれの画像をクリックすると拡大できます)

検証

基本的に大きな変化はないけど、ちょっと勢いが落ちてきた感じかな。
とりあえず、もう少し様子を見てみることにします。

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